
プレゼンテーション風景

公開審査会風景
今回のテーマ選定の背景:
1.今から40年後には日本の人口が9千万人前後になると予想されています。40年間で約3千万人もの人口が減少するということは、毎年70~80万人もの人口が減ることになります。この為、都市の形態が大きく変貌する事が予想されます。
2.また、可能労働人口(15歳~65歳まで)の面から見ますと、現在の約8千万人から46百万人になるという衝撃的な側面を持っており、都市通勤者や都市生活者のライフスタイル等に大きな影響が出てくると予想されます。
3.このような時代予想をしたうえで、今の学生諸君が還暦を迎える時期の都市の形態を、現在の法制度や技術にとらわれず、「都市空間」という切り口で自由に考え、想像し、明るい未来を創造して貰おうとの主旨で今回のテーマを選定しました。
このテーマに対し、全国(北海道から鹿児島県まで)85校の大学院、大学、短期大学、高専、各種専門学校の学生諸君から173作品の応募を頂きました。
昨年12月に第一次審査を行い、数度にわたる厳しい議論と慎重な審議の結果、6作品が第二次公開審査に進むことになりました。
公開審査は例年通り、各提案者が審査委員および見学者(今回は約80名)を前に、自分の作品について10分間のプレゼンテーションを行い、その後5分間審査委員と質疑応答をするという方式で行いました。
最終審査に残った作品は、173作品の中から厳選されたこともあり、いずれも素晴らしい内容の作品ばかりでした。
本競技会の特長である「自らの作品を、自らの言葉で」発表するというプレゼンテーション方式の採用により、製作意図や着想の経緯、作品の内容の発表方法などがあからさまに問われることとなりました。今回は模型を準備された発表者もあって、活気に満ちた学生らしい発表会となりました。
各提案者によるプレゼンテーション終了後、審査委員による公開審査が行われ、投票および各作品に対する活発な意見交換の結果、最優秀賞ほか各賞が決定されました。
この決定の過程で、本来優秀賞は3作品選出の予定でしたが、議論の結果優秀賞を2作品とし、入選を3作品にすることで最終結論になりました。
その後、表彰式を行い、ついで輿水審査委員長より総評を頂きました。
また、受賞者を代表して最優秀賞を受賞された東京農業大学地域環境科学部造園科学科の田窪公一さんより受賞の挨拶がありました。
表彰式後は恒例になりました受賞者、審査委員、参観者、関係者の皆さんによる懇親会が行われ、日頃会う機会の少ない大学の先生方との交流やプレゼンテーションで言い尽くせなかったこと、審査委員からのアドバイスなど、日頃体験できない貴重な時間を過ごすことが出来たことと思います。
今回の学生コンペには多数の当研究会会員企業からご協賛を頂きました。紙面をお借りして厚く御礼申し上げます。
2011年度も第7回学生コンペを計画しており、現在テーマの選定作業に入っています。本年同様、審査委員の先生方が頭を抱える位の優秀な作品が多数応募されることを期待しています。
【今回ご協賛頂きました会員企業】
三菱地所(株)、三井不動産(株)、森ビル(株)、(財)日本建築センター、(株)竹中工務店、旭化成ホームズ(株)、東京ガス(株)、田島緑化(株)、(株)町田アカデミー、東邦レオ(株)、ダイトウテクノグリーン(株)、(株)丹勝、アースコンシャス(株)、(株)リビック

- 現在の技術や法制度にとらわれず、2050年という近未来の屋上空間の在り方についてのアイディアや提言
上記テーマについて、図面、イラスト、文章(グラフやフローチャート等図式含む)のいずれかで提出 
- 現在、4年制大学又は、大学院、短期大学、工業高専及び専門教育機関在学中の者

- 特定非営利活動法人 屋上開発研究会

- 国土交通省/(財)日本建築センター/(財)都市緑化技術開発機構/(財)建築環境・省エネルギー機構/日経アーキテクチュア・日経エコロジー

- 委員長 輿水 肇 明治大学農学部教授(元造園学会会長)
委員 岩村 和夫 東京都市大学環境情報学部教授/建築家
委員 町田ひろ子 町田ひろ子アカデミー校長/インテリアコーディネーター
委員 梅干野 晁 東京工業大学大学院総合理工学研究科教授
委員 真部 保良 日経アーキテクチュア編集長
委員 小川 陽一 財団法人都市緑化技術開発機構専務理事
委員 立石 真 NPO法人屋上開発研究会理事長
(順不同・敬称略)


田窪 公一、白井 真一、金子 亮太、丹羽 亮介、丹羽 健、近藤潤一、
伊藤 司貴、勝矢 真美、萩原 夕奈
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科


鈴木 美紗
東北文化学園大学 科学技術学部 人間環境デザイン学科


松本 亜味、井戸 一隆、菊 池優介、君島 聡、田中 秀樹、塚本 慎一郎、松村 洋平
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科


生出 健太郎
千葉大学大学院 工学専攻


大田 真一郎
東京理科大学 工学部 建築学科


坂本達典
工学院大学大学院 建築学専攻
※ 氏名順不同・敬称略。
※ 応募作品の著作権は応募者に帰属し、発表に関する権利を主催者(NPO法人屋上開発研究会)が保有しています。応募者並びに主催者に無断で、作品ならびにアイデアを転用することを禁止いたします。
